フェデラー涙「完璧な旅だった」、現役最終戦はナダルとダブルス レーバーC

[ 2022年9月25日 05:15 ]

男子テニスのレーバー・カップで、現役最後の試合にナダル(右)と組み出場したフェデラー
Photo By ゲッティ=共同

 男子テニスで元世界ランキング1位のロジャー・フェデラー(41=スイス)が23日、ロンドンで行われたレーバー・カップのダブルスでラファエル・ナダル(36=スペイン)と組み、現役最終戦に臨んだ。膝の故障の影響で、昨年のウィンブルドン選手権以来の実戦。米国のペア相手に6―4、6―7の後のマッチタイブレークを9―11で落として惜敗したが、全盛期をほうふつさせるショットを放った。

 大会は欧州選抜と世界選抜による対抗戦で、フェデラーは欧州選抜の一員でプレー。男子最多8勝を挙げたウィンブルドン選手権の開催国で、大声援を浴び「完璧な旅だった」と涙ながらに栄光に彩られた選手生活を振り返った。今後については「現時点では全く白紙。家族と相談して決める。何らかの形でテニスに関わっていきたい」と語った。

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2022年9月25日のニュース