【陸上】100m障害・福部真子「狙っていた」 衝撃の日本新12秒73「まだまだいける」

[ 2022年9月25日 15:32 ]

陸上・全日本実業団対抗陸上選手権最終日 ( 2022年9月25日    長良川競技場 )

「12.73」の電光掲示板とともに写真におさまる福部
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 女子100メートル障害の決勝が行われ、福部真子(日本建設工業)が日本新記録となる12秒73をマークして優勝した。自身が今夏の世界選手権で出した日本記録を0秒09更新した。

 風を考慮して、スタートとゴールの位置が予選から反対となった中で臨んだ決勝。追い風1・1メートルの状況下でスタートから加速し、隣のレーンだった青木益未(七十七銀行)を突き放した。

 ゴール後、電光掲示板にタイムが表示されると「うおー」と観客席からどよめきが起きた。「やったー」と喜んだ福部は、取材エリアで「(タイムは)ビックリした」と振り返りつつも、手応えも口にした。

 「狙っていた70台が出てうれしいのと、後半にハードルを足に当ててしまったので。まだまだいけるという手応えがあっての73なので、うれしさが大きいです」

 今季、記録を伸ばして100メートル障害をけん引する福部。次戦は10月の国体で女子100メートルに出場する。

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2022年9月25日のニュース