松生理乃が連覇「この曲を滑ると自然と笑顔になれる」フリー熱演でGPシリーズへ弾み

フィギュアスケート中部選手権最終日 （ 2022年9月25日    名古屋市・邦和みなとスポーツ＆カルチャー ）

＜中部選手権女子フリー＞演技する松生理乃（撮影・長久保　豊）
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　女子で20年全日本ジュニア選手権優勝の松生理乃（中京大中京高）はSPに続きフリーでもトップの127・93点をマークし、合計192・63点で2連覇を達成した。「ミスがあったけど、転んだりすることなく終えられ、優勝できて凄いうれしい。ほっとした」と話した。

　「この曲を滑ると自然と笑顔になれる」というフリー「ネッラ・ファンタジア」と演じた。後半に集中させた連続ジャンプなどにミスが出たが、「スピンで失敗しないことを目標にしていた」。スピン、ステップとも最高のレベル4でそろえ、得点については「プラスに捉えていい」と話した。

　来月下旬からGPシリーズが始まり、第1戦スケートアメリカが初戦となる。「GPまでには全部クリーンにして、アメリカに行けるように頑張りたい」と意気込む。「（合計）200点は出したい。ショート70点超えも目標」と前向きに語った。