37歳の“鉄人”玉鷲が最年長優勝の快挙 1横綱3大関全て撃破、波乱の場所制した

[ 2022年9月25日 17:15 ]

<大相撲秋場所千秋楽>高安(左)を押し出しで破る玉鷲(撮影・久冨木 修)       
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 大相撲秋場所は25日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、東前頭3枚目の玉鷲(37=片男波)が西前頭4枚目・高安(32=田子ノ浦)との直接対決を押し出しで制して13勝2敗とし、19年初場所以来21場所ぶり2度目の優勝を決めた。37歳10カ月での優勝は、12年夏場所の旭天鵬(37歳8カ月)を抜いて歴代1位の記録(年6場所制となった1958年以降)。1横綱3大関を全て撃破し、波乱の場所を制した。

 ◇玉鷲Vアラカルト

 ☆モンゴル出身 3場所連続96回目の優勝。最多は白鵬の45回。

 ☆高齢 32歳10カ月での優勝は旭天鵬の32歳8カ月を抜いて史上最高齢優勝。

 ☆平幕優勝 名古屋場所の逸ノ城に次いで2場所連続。平幕連続Vは91年名古屋、秋場所の琴富士、琴錦以来31年ぶり。

 ☆12勝 今年春場所から4場所連続。

 ☆優勝間隔 19年初場所以来21場所ぶり。千代大海と並ぶ歴代5番目のブランク。最長は琴錦の43場所ぶり(91年秋~98年九州)

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