また19歳!竹田2位浮上 2週前V川崎、前週V尾関に続き 叔母・平瀬真由美のツアー初V再現だ

[ 2022年9月25日 05:20 ]

女子ゴルフツアー ミヤギテレビ杯ダンロップ女子第2日 ( 2022年9月24日    宮城 利府GC=6491ヤード、パー72 )

18番、ラウンドを終え笑顔を見せる竹田麗央。奥はキャディーを務める母・哲子さん(撮影・西尾 大助)
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 プロ1年目の竹田麗央(りお、19=ヤマエグループHD)が4位から6バーディー、2ボギーの68で回り、通算9アンダーの2位に浮上した。首位とは8打差あるが、叔母の平瀬真由美(52)が19歳でツアー初優勝した大会で再現を目指す。前日にツアー新記録の60をマークした山下美夢有(21=加賀電子)は5バーディー、ボギーなしの67で通算17アンダーに伸ばし、独走態勢を築いている。

 2週前優勝の川崎春花、前週の尾関彩美悠に続き今週も19歳が来た!ファンから「エメラルド世代って言われたことがある」という竹田は今季平均253・95ヤードの飛距離を生かし、2、8、14番のパー5でバーディーを奪取。「4つ伸ばせたのは凄く良かった。風の中でもチャンスにつけることができたのは大きい」とうなずいた。

 レギュラーツアー直近2戦は予選落ち。マネジメントを見直し、必ず第2打以降のイメージを頭の中で思い描いた上で、プレーに入るようルーティンを変えた。初日はボギーなし。この日も午後の強風下で、スコアを伸ばせた要因となった。

 熊本出身。プロ野球は巨人のファンだが、同郷のヤクルト・村上宗隆の存在はやはり気になる。前週には名古屋でヤクルト戦を観戦。「村上選手の56号が見たかったけど、凄く堂々としていた。私もしっかり自分を持った選手になりたい」と大いに刺激を受けた。

 今大会終了後のリランキング次第で、今後の出場試合数が大きく変わる。さらには、叔母の平瀬が19歳でツアー初優勝を飾ったトーナメントでもある。モチベーションは十分。首位の山下とは8打差だが、「最後まで何があるか分からない。初日に山下さんも12アンダーを出しているので、逆転できると信じてプレーしたい」と最終日を見据えた。

 ◇竹田 麗央(たけだ・りお)2003年(平15)4月2日生まれ、熊本県合志市出身の19歳。プロゴルファーの母・哲子の影響で6歳からゴルフを始める。熊本国府高時代の19年に九州ジュニア優勝、21年に日本女子オープン7位でローアマチュアに輝いた。同年11月のプロテストで一発合格。憧れのプロはダスティン・ジョンソン(米国)とロリー・マキロイ(英国)。好きなクラブは1W。1メートル66、68キロ。

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2022年9月25日のニュース