今大会で引退の奈良くるみ シングルスで本戦出場逃す「一生忘れない、幸せな時間」東レPPO

[ 2022年9月18日 15:12 ]

女子テニス東レ・パンパシフィック・オープン ( 2022年9月18日    東京・有明テニスの森公園 )

シングルス予選2回戦で敗れ、観客に手を振り引き揚げる奈良くるみ
Photo By 共同

 シングルス予選2回戦で、今大会で引退を表明している世界ランキング786位の奈良くるみ(30=安藤証券)が世界255位のイサベラ・シニコバ(30=ブルガリア)に6―0、5―7、0―6で敗れた。

 試合後のコート上のインタビューでは「一生忘れない、本当に幸せな時間でした」と涙。土居美咲(31=ミキハウス)と組むダブルスを残しており「ダブルスがまだ残っているので気持ちを切らさずにやりたい」と気持ちを切り替えた。

 身長1メートル55と小柄ながら、14年にはリオ・オープンでツアー優勝を達成。同年に世界ランキングは自己最高位の32位を記録した。母国開催の大会を13年のプロ生活の集大成の舞台に選んだが、本職のシングルスで19日に開幕する本戦出場を逃した。

 ◆東レ・パンパシフィックオープンはWOWOWで全日生放送。WOWOWオンデマンドでもライブ配信される。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月18日のニュース