アメフト関学大 1年生QB星野が「初体験」スクランブル発進でいい仕事 そしていい笑顔

[ 2022年9月18日 18:35 ]

関西学生アメリカンフットボール1部リーグ   関学大34―14京大 ( 2022年9月18日    王子スタジアム )

<関学大・京大>途中出場で活躍し、最高のスマイルを見せる関学大QB星野(撮影・堀田 和昭)
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 「初体験」のスクランブル発進でも、まるで動じない。関学大1年生QB星野秀太がTDラッシュの流れを作った。

 今季初出場のエース鎌田陽大(3年)に代わり、第3Q終盤にフィールドへ。その時点では10点リードで、まだ勝負の行方は見えなかった。「点差が離れていなかったので、今日は(出番は)ないかな、と思っていた」。初戦(4日、甲南大戦)でデビューした背番号13は、平常心でオフェンスを進めていく。第4Qにラン、パスで2本のTDを奪い、チームでの存在感をさらに高めた。

 「鎌田(のプレー)が縮こまっていたので(代えた)。次の試合もいい方のQBを使っていきます」

 途中交代の意図を明かした大村和輝監督は、司令塔の競争激化を喜んだ。開幕2連勝。どんな実力者でも、安閑とできない空気が王者の強さを支えている。

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2022年9月18日のニュース