日本 団体総合8位、パリ五輪出場権ならず 新体操世界選手権

[ 2022年9月18日 05:10 ]

団体総合で演技する日本のフープ
Photo By 共同

 新体操の世界選手権第3日は16日、ブルガリア・ソフィアで団体総合が行われ、昨年4位の日本(鈴木、竹中、稲木、生野、中村、林)は2種目合計59・800点で8位に終わり、今大会で得られる3枠の24年パリ五輪出場権を逃した。地元ブルガリアが合計66・600点で14年大会以来の優勝を果たし2位イスラエル、3位スペインとともに五輪出場を決めた。ウクライナ侵攻に伴い5連覇中だったロシアとベラルーシは出場できなかった。日本はフープで18日の種目別決勝に進んだ。

 日本は1種目目のリボン・ボールで終盤の大技が不発に終わるなどミスが重なった。フープは躍動感あふれる踊りで盛り返したが、総合は8位。鈴木主将は「リボン・ボールの投げ技は世界選手権の前からずっと課題」と反省した。昨夏の東京五輪代表は鈴木と竹中だけ。6人中3人は10代と若い新チームで最年長23歳の竹中は「本当に大きいプレッシャーを抱えて、みんな緊張していた」と明かす。パリ行きの切符獲得は、来年8月の世界選手権(スペイン)へ持ち越しとなった。

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2022年9月18日のニュース