大栄翔が会心の相撲で連敗止め2勝目「白星が何よりの薬」流れを変えて後半戦へ

[ 2022年9月18日 20:06 ]

大相撲秋場所8日目 ( 2022年9月18日    東京・両国国技館 )

<大相撲秋場所8日目>正代(左)を押し出しで破る大栄翔(撮影・沢田 明徳)
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 関脇・大栄翔(28=追手風部屋)が大関・正代を押し出して2勝目を挙げ、連敗を6で止めた。

 2日目から6連敗と同じ星の並びの正代と対戦。踏み込み勝って突き放していき、右へ回り込む大関を追撃して向正面で勝負あり。久々の会心の内容に「今日は良かったと思います」と安どの表情を見せた。

 連敗中は「気持ちの切り替えを自分の中ではできているつもりだったけど、できていなかった」と振り返る。体調に不安はなく「気持ちの問題だと思うので、しっかり気持ちを強く持って最後までやりたい」と気を引き締めた。

 会心の相撲で連敗を止め、流れを変える良いきっかけになった。「白星が何よりの薬だと思うので、ここから集中してやっていきたい」。関脇3人、小結3人の群雄割拠の今場所、三役の座を死守するべく勝負の後半戦へと向かっていく。

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2022年9月18日のニュース