山田千遥、世界前哨戦で“笑顔の演技”を　19日に全日本シニア体操選手権

山田千遥
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　体操の全日本シニア選手権は19日、東京都立川市のアリーナ立川立飛で行われる。18日は会場練習と有力選手の会見があり、世界選手権（10月30日開幕、英リバプール）代表の山田千遥（朝日生命ク）は“笑顔の演技”を誓った。

　「ここまで質の高める練習をしてきたので、調子は悪くない。あす良い演技ができるように頑張ります」

　世界選手権代表入りを決めた5月のNHK杯後、技は変えず、Eスコアを上げるためにターンの形やジャンプの姿勢など細かい部分の修正に努めてきた。この大会はその成果を試す舞台となる。

　元々、緊張するタイプ。以前はミスをすると、落ち込んで次の演技に影響することもあったが、小中学時代に指導を受けた上村美揮コーチに再び指導を受けるようになり、「失敗があっても笑顔で演技できるようになった」という。

　初の大舞台に向けての前哨戦となる大会。「（世界選手権で）緊張することも想定しながら自分の演技をできるように頑張りたい」と話した。