西村優菜 憧れの田仁智と同組でラウンド「18ホールプレーできて幸せでした」

[ 2022年7月24日 00:57 ]

米女子ゴルフツアー エビアン選手権第3日 ( 2022年7月23日    フランス エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71 )

第3ラウンド13番、セカンドショットを放つ西村(撮影・西尾 大助)
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 30位から出た西村優菜(21=スターツ)は4バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーの29位に順位を上げた。3日目は、あこがれの田仁智(チョンインジ、27=韓国)と同組でラウンド。組み合わせが決定した瞬間から「跳び上がって喜んだ」という西村は、特別な時間を過ごした。

 ラウンド中も田仁智の一挙手一投足に目を皿にした。「スイングのテンポは素晴らしいですし、パッティングのルーティンとか動作も見てました。凄く参考になりましたし、高いボール打つのが上手なのでそういうところも自分には必要なのかなと思いました。ここに出るために頑張って良かったです。18ホール一緒にプレーできて幸せでした」。ホールアウト後も興奮冷めやらぬ様子だった。

 またショットに関してはスイングを微調整した。「ドライバーで振り抜くところが低くて、左に行ってた部分があったのでそれを朝の練習場でアイアンから調整しました。コース上で出来てたので今日はドライバーも安定してました」。フェアウエーキープ率は初日に続き、この日も100%。初めて予選通過したメジャー最終日につながるプレーをみせた。

 《奈紗沈んだ11差》11位から上位浮上を期した畑岡だが、逆に72とスコアを落とした。1番パー4で第1打を右に曲げるなど3連続ボギー発進と序盤でつまずく。29位に後退し「スタートは難しいところからのパットがあり、ボギーを止められなかった」と悔しがった。トップとは11打差と大きく引き離された。「上位と離れてしまって難しい状況だけど、最終日はしっかり伸ばして終わりたい」と自らを鼓舞するように言った。

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2022年7月23日のニュース