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【陸上】今季日本最速10秒02の坂井隆一郎「ボルト選手の世界記録は鮮明」中1から競技

[ 2022年6月26日 14:07 ]

陸上・布勢スプリント最終日 ( 2022年6月26日    鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場 )

布勢スプリントで100メートル10秒02を出し、世界選手権代表に決まった坂井
Photo By スポニチ

 男子100メートル予選が行われ、日本選手権2位の坂井隆一郎(大阪ガス)が、2組1着の10秒02(追い風1・1メートル)の好タイムをマークした。得意のロケットスタートで波に乗り、10秒10の自己ベストを大幅更新。来月の世界選手権(米オレゴン州)の参加標準記録10秒05を突破し、世界選手権代表が内定した。これは今季日本人最速で、朝原宣治氏に並ぶ日本歴代7位タイの記録となった。

 「布勢はタイムが出て、良い風が吹くと知っていたので。決勝は考えすぎて力むかなと思っていたので、予選からタイムを切れて良かった。(タイムが出るまでは)公認になれという気持ちでいっぱいでした」

 大阪府豊中市出身。幼少期から陸上に興味を持ち、10歳だった08年北京五輪では、男子100メートル決勝で当時の世界新をマークしたウサイン・ボルトに目を奪われた。「夜に起きてきて(TVを)見た記憶がある。ボルト選手の世界記録は鮮明に覚えています」。中学に上がり、1年から部活で陸上を始めた。

 持ち味はもちろんスタート。抜群の飛び出しは、ずっと武器としてきた。「元々、ピッチが速くて。セットした状態のまま平行に飛び出せるのが自分の武器。そこがかみ合ってきて、ここ1、2年で磨きがかかった」。右太腿の肉離れなど近年ではケガにも泣かされてきたが、その一方で肉体強化に着手。「(見ていて)悔しかった」という東京五輪の裏で努力を続け、100メートルにつながる筋力アップに成功した。

 「個人でシニアの世界大会に出るのは初めてなので。自分の走りがどこまで通用するか。この流れのまま、いい感じで世界の強豪の方と戦えれば。世界陸上では9秒台を出して、なるべく多くのレースを走りたい」

 男子400メートルリレーのメンバーに選ばれれば、1走として期待が懸かる24歳。今後のさらなる飛躍に注目が集まる。

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