【陸上】100m障害・福部は2位、予選で日本歴代3位12秒93も「爪がちょっと死んじゃった」

[ 2022年6月26日 18:37 ]

陸上・布勢スプリント最終日 ( 2022年6月26日    鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場 )

女子100メートル障害で2位の福部
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 女子100メートル障害決勝に出場した日本選手権女王の福部真子(日本建設工業)は、13秒04(向かい風1・0メートル)で2位だった。12秒97で優勝した日本記録保持者の青木益未(七十七銀行)と並走したが、惜しくも敗れた。「狙えるかと思ったが、先に行かれて力んでしまいました」と振り返った。

 左足親指の爪が内出血しており、レース後には血のにじんだスパイクを脱いで歩いた。「爪がちょっと死んじゃった。パワーポジションでもあるので」と苦笑いし「血まみれなんで。タイムは出るんですけどね。代償は凄いですね」と語った。

 予選では日本歴代3位となる12秒93をたたき出し、喜びを爆発させた。世界選手権参加標準12秒84にも迫った。第一人者の寺田明日香から12秒台について「出る時は出るから」と言われており「その通りだった」と振り返った。

 日本選手権を制し、今回は好タイムで参加標準にも迫った。「もし世界選手権に選ばれれば良いタイムが出る」と自信を口にし「オレゴンに選んでもらえれば練習期間もある。南部記念にも出るのでそこで12秒台を出したい」と前向きに語った。

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2022年6月26日のニュース