大西 初Vへ4位浮上、いきなり4連続バーディー 猛暑何の!セルフも「苦にならない」

[ 2022年6月26日 05:15 ]

男子ゴルフツアー プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品第3日 ( 2022年6月25日    栃木県 西那須野CC=7036ヤード、パー72 )

18番、15アンダーでホールアウトした大西は女性ファンにグータッチで祝福される(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 前日サスペンデッドとなった第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われた。大西魁斗(23=ZOZO)が第3Rで1イーグル、8バーディー、1ボギーの63をマークし、通算15アンダーの4位に浮上した。首位とは2打差。第3Rで66と伸ばした宮本勝昌(49=フリー)が通算17アンダーの単独首位に立ち、アルバトロスを記録した石坂友宏(22=都築電気)は通算12アンダーの8位につけた。

 涼しい風も吹いた前日までとは打って変わり、高湿度で猛暑のラウンド。日傘を差すプロも多い中、23歳の大西はバッグを載せたカートを自ら押して汗びっしょりになりながら、スコアを気持ちよく伸ばす。第3ラウンドまでのベストスコア63をマークし、首位に2打差に迫った。

 「全体的にショットがいい。比較的早いスタートでグリーンもきれいだったからパットもよく入った」と充実感をにじませた。1番からショットをピンに絡ませ、いきなり4連続バーディー。6番で落とし、7番で右に大きく曲げるピンチとなったが、木の下をくぐるような一打でグリーンに乗せパーを拾う。流れを引き戻し、その後はイーグルを含め6打縮めた。

 5歳でゴルフを始め、9歳で渡った米国で腕を磨いた。キャディーなしのセルフプレーは南カリフォルニア大時代から慣れており「ボールを拭いたり忙しいが、苦にはならない」と涼しい顔だ。
 今季は前週まで出場8試合で2位を最高に1桁順位が4度。初優勝の好機に「いつも通りに集中して後悔がないようにできればいい」と気持ちを高めた。

続きを表示

2022年6月26日のニュース