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【玉ノ井親方 視点】力強さ取り戻した照ノ富士が有利 3敗死守も霧馬山を押し切れなかった隆の勝

[ 2022年5月21日 19:19 ]

大相撲夏場所14日目   ○隆の勝(突き落とし)霧馬山、○照ノ富士(寄り切り)正代 ( 2022年5月21日    両国国技館 )

<夏場所14日目>正代(手前)を寄り切りで破る照ノ富士(撮影・郡司 修)
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 千秋楽を前に3敗で照ノ富士と隆の勝が並んだ。

 2人は既に直接対決を終えており、千秋楽でそれぞれ別の相手と対戦する。ただ、14日目の相撲を見る限り、横綱が有利なのは確かだろう。

 正代戦は左で前まわしを取って、一気に前に出て勝負を決めた。後半戦に入ってから日に日に相撲内容が良くなっており、腰も下りて足に力が入るようになっている。休場明けでにぶっていた相撲勘も戻り力強さを感じる。

 隆の勝は霧馬山戦で、当たった後に出足を止められた。霧馬山に左をねじ込まれていたらどうなっていたか。相手が外掛けにきてバランスを崩してくれたおかげて流れをつかんだが、霧馬山を押し切れなかった隆の勝が決定戦になった時に横綱を一気に押し込むことができるか疑問だ。

 横綱は前半戦で3敗したものの集中力を切らさず、見事に立て直してきている。終ってみれば、賜杯を抱いているのは照ノ富士のような気がしてならない。(元大関・栃東)

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