三段目付け出し・嘉陽 デビュー場所は6勝1敗「もっと前に出る力をつけたい」

[ 2022年5月21日 14:25 ]

大相撲夏場所14日目 ( 2022年5月21日    東京・両国国技館 )

<夏場所14日目>飛騨野(左)をはたき込みで破る嘉陽(撮影・郡司 修)
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 日体大卒で三段目90枚目格付け出しの嘉陽(22=二所ノ関部屋)が6勝1敗でデビュー場所を取り終えた。立ち合い左に動いて飛騨野(31=荒汐部屋)をはたき込み。狙い通りの立ち合いに「相手がよく見えていた」と振り返った。

 得意の突き押しで突き切った相撲は今場所1番だけ。立ち合いの変化も目立ち「自分の思うような相撲が取れなかった。手応えはあまり感じられてないです」と反省を示した。

 来場所は三段目中位~上位まで番付を上げる。「もっと前に出る力をつけて、前に出てからいなしたり引いたりできるように稽古していきたい」と、飛躍の2場所目へ向け精進を誓った。

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