パラ陸上マラソン堀越信司が銅 4度目出場で悲願メダルに「今までの競技人生で一番うれしい」

[ 2021年9月5日 10:30 ]

東京パラリンピック陸上マラソン ( 2021年9月5日    国立競技場発着42・195キロ )

<パラリンピック男子マラソン(T12)>3位でゴールし、ガッツポーズをする堀越(撮影・坂田 高浩)
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 男子視覚障がいT12は堀越信司(33=NTT西日本)が2時間28分1秒で銅メダルを獲得した。

 4大会目の出場で悲願のメダルを獲得した堀越は、両手を叩いてガッツポーズでフィニッシュ。4位で表彰台に一歩届かなかった16年リオデジャネイロの雪辱を果たし「ようやくメダルを獲れて本当にうれしい。リオは悔しい思いをしたし、13年に東京開催が決まって苦しい思いをしてきたけど、諦めずに続けて良かった」と声を震わせた。

 プラン通りの展開だった。終盤40キロ過ぎの坂を見越し、「前半から突っ込んだらしっぺ返しが来るのは分かっていたので、ぐっとこらえて自分のペースを守った」。余力を残しながら前の背中を抜き続けて着実に順位を上げ、「35キロ過ぎに3位だと言われて“おっ!”って思って。確信したのは40キロ過ぎ。最後までしっかり粘ろうと走りました」と納得の表情を見せた。

 先天性の網膜芽細胞腫により生後すぐに右目を摘出し、左目は弱視。2000年のシドニー五輪を見て中学で陸上を始めた。08年北京大会で初出場し、12年ロンドンは5000メートル5位、リオは4位と力をつけた。東京大会に向けては負傷もあって順風満帆ではなかっただけに「走り始めて21年、今までの競技人生の中で一番うれしい」と感慨深げ。36歳で迎える3年後のパリに早くも視線を向け「まだいけると思う。今回1、2位とは差をつけられたので、勝負できるようにあと3年頑張りたい」と力を込めた。

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