永田務、日本選手初出場の種目で銅メダル「踏み込めたのは光栄」 男子マラソン上肢障がい

[ 2021年9月5日 11:45 ]

東京パラリンピック最終日 陸上 ( 2021年9月5日    国立競技場発着コース )

<パラリンピック男子マラソン(T46)>3位でゴールし、銅メダルを獲得した永田(撮影・坂田 高浩)
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 男子マラソン(上肢障がいT46)が行われ、パラ初出場の永田務(37=新潟県身体障害者団体連合会)は2時間29分33秒で銅メダルを獲得した。

 ゴール直前、永田は左手で誇らしげに3度、胸を叩いた。「なんとか、やり遂げたなって気持ちでホッとしている」。日本選手が初出場となった種目で表彰台にたどり着き、安どの表情を見せた。

 レースは「周りを意識しずぎて硬くなった」というが、堂々の走りを披露。一時はメダル圏外まで落ちてしまう場面もあったが、「粘り通せた」と3位を死守した。

 抱負は「障がい者の凄さを私を通して伝えたい」だった。上肢障がいクラスのマラソンに日本選手が初出場し、メダル獲得という結果は今後の道しるべになる。「一歩を踏み込めたのは光栄に思う」と胸を張った。

 今後については「未定」としながらも、「自分の目指すところは世界記録を更新というのを諦めていない。引退はない」と語った。

 ◆永田 務(ながた・つとむ)1984年(昭59)2月20日生まれ、新潟県村上市出身の37歳。働きながらマラソン大会に出場していた26歳の時に、仕事中の事故で右腕に障害を負った。100キロメートルを走るウルトラマラソンでも活躍。今年のびわ湖毎日マラソンの腕に障害のあるクラスでは2時間25分23秒のアジア新記録をマークした。

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