石川遼は2打リード守れず2週連続の2位「全てにおいて技術がまだ足りていない」 フジサンケイC最終R

[ 2021年9月5日 18:11 ]

男子ゴルフ フジサンケイ・クラシック 最終日 ( 2021年9月5日    山梨県 富士桜CC=7566ヤード、パー71 )

<フジサンケイクラシック・最終日>6番、セカンドショットをドライバーで打つ石川遼(撮影・西尾 大助)
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 最終ラウンドが行われ、3打差3位から出た今平周吾(28=ダイヤ)が7バーディー、ボギーなしの64をマークし、通算12アンダーに伸ばして逆転で今季初優勝を手にした。19年11月のダンロップ・フェニックス以来、約1年10カ月ぶりのツアー通算5勝目。単独首位から出た石川遼(29=CASIO)は71と伸ばせず、2打のリードを守り切れずに通算9アンダーで池上憲士郎(29=フリー)とともに2位で終えた。

 2打差首位から出た石川はイーブンパーの71と伸ばせず、2週連続の2位に終わった。3番でバーディーを先行させるも、4番で1メートルのパーパットを外す。9番では80センチがカップにけられてボギーとし、首位の座を明け渡した。6番パー5の第2打で1Wを握るなど積極性も見せたが、「優勝争いで少し硬くなった部分とか緊張とかが当然あった。それを凌駕するというか、カバーする技術がまだまだない」と唇をかんだ。

 大会3勝目となる通算18勝目は逃したが、昨春から着手したスイング改造のさなかでもある。「全てにおいて、技術がまだ足りていない感じがする。やるべきことは見えているので、次にまた生かしたいと思います」と顔を上げた。

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