遼 気温18・9度、霧、大雨…悪条件も何の!8アンダー単独首位 スイング改造の成果68

[ 2021年9月5日 05:30 ]

男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第3日 ( 2021年9月4日    山梨県 富士桜CC=7566ヤード、パー71 )

9番、濃霧の中、セカンドショットを放つ石川遼(撮影・西尾 大助)
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 第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、首位タイから第3Rをスタートした石川遼(29=CASIO)が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算8アンダーの単独首位に立った。2位の池上憲士郎(29=フリー)とは2打差。19年12月の日本シリーズJTカップ以来、約1年9カ月ぶりの通算18勝目を狙う。

 気温18・9度と冷え込み、霧が立ちこめスタートが90分遅れた。ラウンドの途中には中断になるほどの大雨も降った。そんな悪条件の中でも、石川は半袖でプレーを続けた。理由は明快。「スイングの感覚が変わる。(寒さは)ギリ、でした」。68をマークして単独首位に浮上。昨春から最優先に取り組んできたスイング改造の成果が出ようとしている。

 パー5の3番で2オンしてバーディー先行。難関の5番パー4では170ヤードの第2打をピン80センチに寄せ、このホールで自身初バーディーを奪った。この日のパーオン率88・89%は全体1位。ボギー1つという内容からも、再現性を高める新スイングの完成度が上がっているのが分かる。

 技術だけでなく、マネジメント面での進化もある。「ゴルフって面白い。3日間の状態は大差ない」という中で、ポイントに挙げたのが14番パー4の第2打。「がっつりバーディーを狙いたいホールだった」が、ライの状況からフライヤーして奥にこぼれる可能性を計算。「手前に冷静に」とピン手前12メートルに乗せ、これを沈めてバーディーとした。

 このまま逃げ切れば連覇した09、10年以来の大会3勝目で、19年12月以来の通算18勝目となる。「何があるか分からないし、凄く楽しみ。月並みですけど、自分自身との闘いになる」。新たなスイングでつかむ初めての勝利は、今月17日に30歳の誕生日を迎える石川にとって20代で手にする最後の勝利にもなる。

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