沢松奈生子さん 休養示唆の大坂なおみに「テニスの楽しさを思い出すまで…」

[ 2021年9月5日 09:59 ]

沢松奈生子さん
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 元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子さん(48)が5日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。テニスの全米オープン女子シングルス3回戦で世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)は、世界73位のレイラ・フェルナンデス(18=カナダ)に7―5、6―7、4―6で敗れたことに言及した。

 大坂はミスで自滅して、18歳の新鋭に逆転負け。4年連続の16強進出を逃し、2年連続3度目の優勝の夢もついえ、試合後の会見では涙を流し、休養に入る可能性を示唆した。

 沢松さんは「相手は若手の18歳の選手で、失うものは何もないという気持ちで向かってきた。それに対し大坂選手は力とスピードとオーラでねじ伏せようとするようなテニスをしたんですけど、相手がひるまずに向かってきた。これに対してテニス選手にとってある意味1番必要な要素であるひたむきにどん欲にボールを追いかける気持ちが特に第2セットで見られなかった」と指摘。

 休養に入る可能性を示唆したことには「少しテニスから離れたいという発言は記者会見でありましたけど、これは私たちも試合が長く続くと、いったん離れたいと発言することはあります。ですから短ければ数日でテニスコートに戻ってくることもありますし、もしかするとテニスの楽しさを思い出すまであと数カ月かかってしまうこともあるかも知れませんけど、テニスを始めたころの“テニスって楽しいな”って気持ちを取り戻してコートに戻って来てもらいたいですね」と話した。

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2021年9月5日のニュース