“黄金世代”比菜が7バーディーで暫定首位 復活Vへ目標は「楽しく、リズム良く、プレー」

[ 2021年9月5日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ゴルフ5レディース第2日 ( 2021年9月4日    三重県 ゴルフ5カントリー四日市C=6563ヤード、パー72 )

1番でティーショットを放つ新垣比菜(撮影・井垣 忠夫)
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 首位に2打差の5位から出た“黄金世代”新垣比菜(22=ダイキン工業)が17番までに7バーディー、1ボギーとスコアを伸ばし、3年ぶりのツアー2勝目へ通算10アンダーの暫定首位に浮上した。第2ラウンドは悪天候によるコースコンディション不良のため7組19人がホールアウトできず、5日に第2ラウンドの残りと最終ラウンドを行う。

 暫定とはいえ首位に立つのは昨年10月のスタンレー・レディース初日以来。新垣は少々戸惑っていた。

 「最近は優勝できるレベルではなかったので…」。今季の賞金ランクは65位。32試合中12試合で予選落ちし、2季守ったシード落ちの危機を迎えている。13番から3連続バーディーを奪い、17番のチップインバーディーで首位に並んだが、その直後の18番で雷鳴が響き、そのままサスペンデッドに。試合の流れが自分に傾いているとは思えないのだ。

 18年4月のサイバーエージェント・レディースで、勝みなみ、畑岡奈紗に続く黄金世代3人目のツアー初優勝を飾った。同じ沖縄出身の宮里藍さんの後継者と高い評価を受け、2勝目は時間の問題と思われていたが、あれから3年。18年8月のCATレディースでは首位に2打差の2位で2日目を終えながら過少申告で失格となるうっかりミスもあった。

 「楽しく、リズム良く、プレーすることが目標です」。欲をかかず、初心に戻って復活Vを目指す。

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2021年9月5日のニュース