埼玉パナが新拠点で始動 SO山沢拓「ワクワク」

[ 2021年8月30日 20:10 ]

埼玉パナソニックの新拠点「さくらオーバルフォート」で初のチーム練習を終え、取材に応じた山沢拓也
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 ラグビーリーグワンの埼玉パナソニックは30日、群馬県太田市から移転した新拠点「さくらオーバルフォート」(埼玉県熊谷市)で来年1月の開幕に向けて本格的な全体練習を開始した。この日はニュージーランドに帰国中のロビー・ディーンズ監督や日本代表勢を除く約30選手が参加。最高気温35度以上の酷暑の中、約1時間半にわたって基礎練習などを実施した。

 新拠点は県が運営する熊谷スポーツ文化公園内にあり、19年W杯の会場にもなった熊谷ラグビー場に隣接。新設されたクラブハウスには選手ロッカーや交代浴のできる浴場、ジムも設けられ、太田時代にはなかった30メートル×15メートルの室内練習場も新設された。クラブハウスとは反対側のインゴール裏には、一般利用も可能な宿泊棟も建設され、9月に開業予定。棟内には埼玉パナソニックのグッズショップも併設される。

 新拠点で初の全体練習を終えた熊谷市出身のSO山沢拓也は「高校時代にアップをしていた場所が拠点になるのは不思議な気持ち。新リーグでもチャンピオンになれるように頑張りたい」と抱負。個人練習で1、2週間前から同施設を利用しており、「全部が新しい。新しいものが好きなのでワクワクしている」と笑みを浮かべた。

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2021年8月30日のニュース