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パラ陸上・佐藤友祈 2つの金メダルを支えた愛妻の手料理 私生活では「子供みたい」

[ 2021年8月30日 22:30 ]

<パラリンピック 陸上>男子1500m(T52)、優勝し2冠を達成し、ガッツポーズする佐藤(撮影・木村 揚輔)
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 東京パラリンピック陸上男子(車いすT52)で400メートルと1500メートルの2冠に輝いた佐藤友祈(31=モリサワ)の強さの隠し味は“愛”だった。19年8月に入籍し、12月に結婚式を挙げた妻の麻由子さん(38)は「レース前に“戦える準備ができた”と連絡が来ていた。帰ってきたら“食べたい”って言われたものを作ってあげたい」と喜んだ。

 7歳上の姉さん女房。元々は会社の先輩後輩で、18年6月より交際がスタート。付き合い始めて約半年後には佐藤から「結婚しよう」と言われ続け、「しょうがないなぁ」と笑いながら快諾。身の回りの生活の中で一番の支えとなったのは、麻由子さんの手作り料理だ。

 「彼は左利きなのに、左手に障がいがあるから今まで自炊とかしたことがなかった。なので、料理をしてもらえることががうれしかったんだと思います」

 大会では鋭い勝負勘や冷静なレース運びを見せる佐藤だが、私生活では「子供みたい」だという。「野菜嫌いで、苦手なものは全部私のお皿に乗せてきます」。麻由子さんの苦笑いには幸せぶりがにじみ出る。

 19年12月の結婚式後、初めて公の場に現れた際には「妻の笑顔が癒やしです」と新婚具合を取材陣に見せつけていた佐藤。好きな食べ物は「妻が作るみそ汁やグラタン、酢の物」とニコニコしながら答えていた。その後もツイッター上でラブラブっぷりを公開していた。麻由子さんも東京での大舞台直前にネイルをパラリンピック仕様に変更。「大会前にこんなことするのは初めて。それだけ私も、この大会に懸ける思いが強かったです」と振り返る。互いを思い合う気持ちが、2つの金メダルに成就した。

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