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千葉県、パラ学校観戦を一転中止 引率教諭感染で保護者の声受け

[ 2021年8月30日 20:13 ]

 千葉県と千葉市は30日、東京パラリンピックの学校連携観戦プログラムで生徒を引率した千葉市立中の教諭2人の新型コロナウイルス感染が判明したことを受け、県内の学校を対象にした31日以降の全ての学校観戦を中止すると発表した。教諭の感染を公表した29日時点では継続する方針だったが、感染対策の負担や保護者からの不安の声を受け方針を一転させた。

 熊谷俊人知事は記者会見し、中止の理由を「引率教諭の事前のPCR検査など、さらなる感染対策は教育現場の負担となる」と述べた。

 千葉市の神谷俊一市長は報道陣に「保護者から不安の声が多く寄せられ、観戦できる環境ではないと判断した」と説明した。

 熊谷氏は教育効果などを理由に学校観戦の実施に積極的だったが、30日の会見では「われわれが考えるよりも多くのリスクがあると保護者が受け取ったのは事実。さらに今回の事案があり、意義を見いだせる参加者数は見込めないだろうと判断した」とも話した。

 県内では、千葉市の幕張メッセがゴールボールなど4競技の会場となっている。24日時点で千葉市を中心に全期間で延べ約2万3千人が観戦予定だったが、直前のキャンセルが続出、市教育委員会によると、実際の参加者は3割程度だった。

 同じ市立中で教諭6人の感染が判明。うち2人が発症数日前の25日に1年生を引率して幕張メッセを訪れていた。2人が移動に使ったバスには生徒18人が同乗しており、市はバスに同乗した生徒らの検査を進める。

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