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柔道選手の接触事故で武藤事務総長が改めて謝罪 卓球会場でバスからの落下事故も事実認める

[ 2021年8月30日 12:20 ]

パラリンピックのシンボルマーク「スリー・アギトス」
Photo By スポニチ

 国際パラリンピック委員会(IPC)と東京五輪・パラリンピック組織委員会は30日、東京・有明のメーンプレスセンターで東京パラリンピックの中間総括会見を開いた。組織委の武藤敏郎事務総長は「全体的には順調に運営できている」としながらも、26日に東京・晴海の選手村で発生した自動運転バスとの接触事故で柔道男子81キロ級日本代表の北薗新光が欠場を強いられたことについて「北薗選手とチーム関係者には心よりおわび申し上げます」と改めて謝罪した。調査と原因究明が終了するまで自動運転バスは運行を停止しており、「サービス停止でご不便をおかけしていることもおわびしたい」とした。

 武藤事務総長によると、事故に遭った北薗選手は選手村のポリクリニックで診察を受けた結果、外傷はなく、脳のMRI検査で異常が見当たらなかったため、診断書は出ていないという。一方、事故発生翌日の27日の定例会見ではIPCと組織委の広報担当者は選手輸送で問題はないと話しており、「発言は適切ではないのでは?」と主催者の姿勢を問う質問も出た。武藤事務総長は「情報整理に時間がかかったのは事実。選手は欠場するお気の毒なことになったが、慎重に考えた上で行動する必要があった。発表が遅れたのは申し訳ないが、不適切な対応とは思っていない」と身内をかばった。

 運営面については、26日に卓球が実施された東京体育館で車いす選手がリフト付きバスから落下する事故があったとの報道があった。指摘を受けた武藤事務総長は「26日の9時40分頃、降車中にリフトを釣っているワイヤーが切れて選手が落下する事故が発生した」と認めた。選手は医務室で鎮痛剤を処方されたが、大事には至らなかったという。武藤事務総長は「組織委員会としては大変遺憾に思っている。翌朝には選手団の団長長と選手に輸送責任者からおわび申し上げた」と話した。このバスは使用を中止し、他のリフト付きバスについても現在は運転前に動作確認をする点検を徹底しているという。

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