バックスが連勝 東京五輪の米国代表ミドルトンが活躍 47年ぶりのファイナルまであと2勝

[ 2021年6月28日 12:28 ]

勝利が決まったあとハイタッチをかわすバックスのミドルトン(左)とG・アデトクンボ(AP)
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 NBA東地区決勝の第3戦が27日にジョージア州アトランタで行われ、第2シードのバックスが113―102(前半56―56)で第5シードで地元のホークスを下して2勝1敗。ウィスコンシン州ミルウォーキーでの初戦は落としたものの、その後は白星を2つ並べて47年ぶり3度目のファイナル進出まであと2勝と迫った。

 東京五輪の米国代表となっているクリス・ミドルトン(29)が3点シュート12本中6本を成功させ、第4Qでの20得点(チームスコアは30―17)を含むプレーオフ自己最多の38得点と11リバウンド、7アシストをマーク。2018年と19年シーズンのMVP、ヤニス・アデトクンボ(26)はプレーオフでの成功率が56・2%に低下(レギュラーシーズンは68・5%)しているフリースローを13本中7本外したものの(現時点でのプレーオフの成功率は55・1%)、それでも33得点と11リバウンドを稼いでミドルトンとともにチームをけん引した。

 ホークスは85―83とリードして第4Qを迎えたが、残り7分12秒からのチームスコアは7―20。トレイ・ヤング(22)が第3Q終盤で右足首を痛めながらも35得点を記録したが、チーム・リバウンド本数は35―50、ペイント内での得点では34―56といずれもバックスを大幅に下回り、1万6650人の地元ファンの大声援に応えることができなかった。

 <東地区決勝の結果と日程>
 ▼第1戦(23日=ミルウォーキー)〇ホークス116―113●バックス
 ▼第2戦(25日=ミルウォーキー)〇バックス125―91●ホークス
 ▼第3戦(27日=アトランタ)〇バックス113―102●ホークス
 ▼第4戦(29日=アトランタ)
 ▼第5戦(7月1日=ミルウォーキー)
 ▼第6戦(7月3日=ミルウォーキー)
 ▼第7戦(7月5日=フェニックス)
 *日付は現地時間。第6戦以降の実施は結果次第

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