木下稜 初優勝から連勝!!日本人ではツアー初の快挙に「自信がついた」

[ 2021年6月28日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ダンロップ・スリクソン福島オープン最終日 ( 2021年6月27日    福島県 グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72 )

優勝トロフィーを手に笑顔を見せる木下稜(撮影・西尾 大助)
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 首位と5打差の5位から出た木下稜介(29=ハートランド)が5連続を含む10バーディー、ボギーなしの62と伸ばし、通算25アンダーで並んだ時松隆光(27=筑紫ケ丘GC)とのプレーオフを1ホール目で制し、ツアー選手権森ビル杯に続く2戦連続優勝を飾った。ツアー通算2勝目。2打差の3位には石坂友宏(21=日本ウェルネススポーツ大)が続いた。

 初優勝の勢いを持ち込んだ木下稜が、5打差を追いついて逆転勝ち。「調子のいいまま大会に入れたのが大きい」と、好感触をスコアにつなげた。初体験のプレーオフはグリーン右奥斜面から35ヤードを寄せた一打が光った。前週の全米オープンをテレビ観戦し、フィル・ミケルソン(米国)のロブショットを目に焼き付けた。名手の技を参考にし、勝負どころで生かした。

 初優勝からの2連勝は77年のセベ・バレステロス(スペイン)らの例があるが、日本人ではツアー初。次戦は国内メジャーの日本プロ選手権、その2週後には海外メジャーの全英オープンが控える。「さらに自信がついた。3週連続優勝ができるかもしれない」と意気込んだ。

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2021年6月28日のニュース