バスケ男子日本代表、イランに快勝 司令塔・富樫が魅せた!代表生き残りへ9アシスト

[ 2021年6月28日 05:30 ]

<日本・イラン>第2クオーター、攻め込む富樫勇樹
Photo By 代表撮影

 バスケットボール男子の国際強化試合が27日に岩手奥州市総合体育館で行われ、世界ランキング42位の日本は同23位のイランに76―50で快勝した。東京五輪代表候補に名を連ねる18人から海外組らを除く12人が試合に臨み、富樫勇樹(27=千葉)が22分10秒出場で3得点9アシスト。五輪メンバー12人入りへ前進した。イランとは3試合組まれ、2勝1敗で勝ち越し。チームは7月に強化試合5戦を行い五輪本番に臨む。

 司令塔の富樫が両チーム最多9アシスト。3点シュート6本中成功1本で得点力は影を潜めたが、多彩なパスで試合をコントロールした。イランとの3試合で第1戦はベンチから外れ、第2戦は無得点。最終戦でBリーグ日本人初の1億円プレーヤーの意地を見せ「チームとして、しっかりしたディフェンスから、いいオフェンスにつなげられた」と手応えを口にした。五輪登録は12人で今回のメンバーから6人が落選する。当落線上の張本がチーム最多15得点を挙げるなど、生存競争は熱を帯びている。

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2021年6月28日のニュース