デーデー、優勝の多田上回る最高速度秒速11・38メートル 日本陸連分析データ

[ 2021年6月26日 05:30 ]

陸上・日本選手権兼東京五輪代表選考会第2日 ( 2021年6月25日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

ゴール前で最後の力を振り絞る(左から)柳田、小池、デーデー、多田、桐生、山県、サニブラウン、東田
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 日本陸連の科学委員会が公表した男子100メートル決勝の上位4人の分析データによると、10秒15で優勝した多田の最高速度は秒速11・37メートルだった。

 トップだったのはデーデーで、11・38メートル。多田、山県、小池の3人は50~60メートル区間で最も速かったが、デーデーだけが60~70メートル区間で最高速度が出ており、より後半型だった。

 山県は追い風2・0メートルを受けて9秒95で走った際は秒速11・62をマーク。追い風0・2メートルで10秒27の3位だった今回は11・24メートルにとどまった。

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