バスケ男子日本代表 惜敗もベンドラメが7得点3R、五輪へ生き残りアピール

[ 2021年6月26日 05:30 ]

イランに敗れ肩を落とすベンドラメ(右端)ら日本の選手たち
Photo By 代表撮影

 バスケットボール男子の国際強化試合が25日、岩手県奥州市総合体育館で行われ、世界ランキング42位の日本は同23位のイランに67―72で競り負けた。東京五輪代表候補に名を連ねる18人から海外組らを除く12人が試合に臨み、ベンドラメ礼生(27=SR渋谷)が13分37秒出場で7得点3リバウンドと奮闘。五輪メンバー12人への生き残りをアピールした。イランとは3試合組まれ、23日の第1戦は勝利。27日に第3戦を行う。

 ベンドラメが躍動した。第3Q残り9分3秒に初めてコートに立つと、3点シュートを決めるなど7得点。ターンオーバーは1つもなかった。ブラジル人の父と日本人の母を持つ、身長1メートル83の司令塔。田中が軸を担うポイントガードの定位置争いは激しいが、第1戦でベンチから外れ、この試合も無得点の富樫とは対照的に持ち味を発揮。ラマス監督は「礼生が3Qでコートに入った時はチームにいい流れを与えた。守備も攻撃も良かった」と評価した。

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2021年6月26日のニュース