男子800で19年覇者のクレイ・アーロン竜波が予選落ち「気持ちの準備がつくれなかった」

[ 2021年6月26日 15:29 ]

陸上・日本選手権第2日 ( 2021年6月26日    大阪・ヤンマースタジアム長居 )

<陸上日本選手権>男子800メートル予選で予選落ちとなったクレイアーロン竜波(撮影・北條 貴史)
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 男子800メートル予選は19年大会を制したクレイ・アーロン竜波(19=テキサスA&M)が3組9着の1分53秒04で決勝進出を逃した。

 1周目をトップで通過したが、持ち味のスピードを生かしたスパートが出せないままラスト300メートルから失速。「スパートがかけられない状態が続いている。アメリカから帰ってきて万全な状態では臨めていないのと、調子が上がらなかったことが原因だと思っている。悔しいけど久しぶりの日本の大会で課題を確認できた」と振り返った。

 神奈川県の強豪・相洋高出身で、昨夏に米・テキサス農工大に進学。「練習も長い距離を積む感じで、ウエイトトレーニングも初めてやって。インドアシーズンも1月入ってすぐ始まるので例年よりシーズンインしてしまう」と練習内容の違いや環境に慣れないまま不振が続いていた。

 それでも「自分で決めてしっかり覚悟を持ってアメリカに行った。後悔はない」と全てを受け入れる。今大会も帰国から日が短く、隔離期間があった中で「気持ちの準備がつくれなかった」と明かすが、「逃げちゃダメだと。課題を見つけるために日本選手権に出て現状を知ることが必要だった」と19年覇者のプライドに固執することなく臨んだ。

 8月までは日本に滞在する予定。持ち味のスピードを取り戻すために、母校で指導を受けながら今後の練習方法を定めていく。試行錯誤が続くホープは「一からスピード持久力を磨いてまたアメリカに戻る。今の良くない状況をバネにして頑張りたい」と視線を上げた。

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