【東京五輪】山県亮太が日本選手団主将か、内村航平は可能性消滅

[ 2021年6月26日 08:05 ]

山県亮太
Photo By スポニチ

 陸上・日本選手権の男子100メートルで3位に入り、東京五輪代表を決めた山県亮太(セイコー)が、五輪日本選手団の主将、副主将の有力候補となっていることが分かった。

 山県は12年ロンドン、16年リオデジャネイロに続く3大会連続の五輪出場。リオでは400メートルリレーの1走で銀メダル獲得に貢献した。

 今月6日の布勢スプリントでは、9秒95の日本新記録をマーク。日本最速スプリンターとなった29歳は、日本選手権で最強を証明できなかったものの、日本男子初となる100メートルでの3大会連続五輪を決めた。

 山県は13年ユニバーシアード、18年アジア大会で日本選手団の主将を務めた経験もある。五輪開会式は7月23日。陸上男子100メートルは同31日に始まるため、開会式に参加しても競技への影響は最小限となる。

 日本オリンピック委員会(JOC)は今大会から主将の他に新たに副主将を置き、男女で務めるとしている。体操男子で4大会連続代表の内村航平(ジョイカル)の大役就任は、開会式翌日に予選があることなどから既に消滅。女子ではソフトボールの上野由岐子(ビックカメラ高崎)、卓球の石川佳純(全農)も候補として挙がるが、本人サイドにはまだ正式な打診がないという。

 日本選手団の結団式・壮行会は7月6日。大注目の陸上男子100メートルを終え、大役の人選がラストスパートに入る。

続きを表示

2021年6月26日のニュース