山県 男子100史上初の3大会連続五輪!“最速決戦”1000分の1秒差滑り込み3位
陸上・日本選手権兼東京五輪代表選考会第2日 ( 2021年6月25日 大阪市・ヤンマースタジアム長居 )
Photo By スポニチ
山県が紙一重で代表権を決めた。4位の小池とは、1000分の1秒差の3位。10秒264と10秒265(正式記録はともに10秒27)の大激戦だった。
「いつも通りを心掛けたけど、緊張しました」
多田に前に出られ、中盤の加速も鈍った。ゴール前は、桐生、サニブラウンを入れた東京五輪参加標準記録を突破した4人がなだれ込んだ。3~6位は0秒02以内にひしめく大混戦。そこで先着したのは9秒95の日本記録保持者の意地だった。
この種目3度目の五輪代表は、96年アトランタ、04年アテネ、08年北京代表の朝原宣治と並ぶ日本勢最多タイ。3大会連続は史上初だ。長期間の活躍は難しい種目で、偉業だ。
慶大1年の11年から日本選手権に出るスプリンターも相次ぐ故障に苦しんだ。腰、背中、膝、足首…。負担がかかるところは、ほとんど痛めた。その都度、乗り越えられたのは、向上心というべき「成長マインド」を強く持っているからだ。
故障をすれば、「ケガや痛みは体のサイン」と受け止め、フォームの修正、ウエートトレーニングの方法を見直すきっかけにした。
この2年は成績が出なかった。30歳目前の低迷は精神的にもこたえたが、敗戦も飛躍のきっかけと捉えた。「この2年は負けて、いい意味で負けを恐れなくなった。負け慣れたところがあったからこそ、思い切って変化を恐れずにチャレンジできた」。トレーナーとマネジャーが代わり、コーチも初めて付けた。身の回りを一新し、11秒台だった中学時代に「初めて意識をした」という9秒台を今月、ついに出した。
五輪は「自己ベストを出したい」と力を込める。この悔しさを、本番にぶつける。
◇山県 亮太(やまがた・りょうた)1992年(平4)6月10日生まれ、広島市出身の29歳。小学3年で陸上を始めた。AO入試で慶大に進学。12年ロンドン、16年リオ五輪の2大会に出場。リオ五輪男子400メートルリレーは1走を務め、銀メダル獲得に貢献した。21年6月6日の布勢スプリント(鳥取)で9秒95の日本記録をマーク。1メートル77、74キロ。
スポーツの2021年6月26日のニュース
-
ラグビー日本代表・姫野が歴史的トライ ライオンズに敗戦も一矢報いる
[ 2021年6月27日 01:07 ] ラグビー
-
笹生優花は前半で池ポチャ2回 2つ落とし通算1オーバーに後退 全米女子プロ選手権第3日
[ 2021年6月27日 00:30 ] ゴルフ
-
渋野日向子のキャディーがコロナ陽性 急きょハウスキャディー起用 全米女子プロ選手権第3日
[ 2021年6月26日 23:56 ] ゴルフ
-
パラ陸上の佐藤友祈が男子1500メートルで“世界最速記録” 東京パラに弾み
[ 2021年6月26日 20:03 ] 陸上
-
多田修平、東京五輪で「更に進化した走り」見せる! ツイッターで感謝と決意表明
[ 2021年6月26日 18:50 ] 陸上
-
激戦の男子400メートル障害は黒川が初Vで五輪切符「昨日の夜から胃が痛くて…」
[ 2021年6月26日 18:07 ] 陸上
-
注目急上昇のデーデー・ブルーノ、屈強な肉体と繊細な心で駆ける
[ 2021年6月26日 17:52 ] 陸上
-
飯塚翔太は20秒86で決勝進出、5度目の日本一狙う
[ 2021年6月26日 17:52 ] 陸上
-
デーデー・ブルーノが自己新20秒76で200m決勝へ 100mに続き旋風起こす
[ 2021年6月26日 17:44 ] 陸上
-
寺田明日香が11年ぶり優勝も五輪代表内定はお預け「久しぶりに13秒かかった」
[ 2021年6月26日 17:41 ] 陸上
-
小池祐貴は20秒72で予選突破、200m27日に決勝
[ 2021年6月26日 17:32 ] 陸上
-
男子110メートル障害で村竹ラシッドが4人目の参加標準突破「感覚以上に良い結果」決勝は激戦必至
[ 2021年6月26日 17:26 ] 陸上
-
男子3000m障害 三浦龍司が“異次元”日本新で五輪切符!転倒してもV「一瞬頭が真っ白に」
[ 2021年6月26日 16:29 ] 陸上
-
男子800で19年覇者のクレイ・アーロン竜波が予選落ち「気持ちの準備がつくれなかった」
[ 2021年6月26日 15:29 ] 陸上
-
古江彩佳 9打差8位で最終日へ 東京五輪切符へ厳しい状況も「自分に集中したい」
[ 2021年6月26日 15:24 ] ゴルフ
-
サニブラウンが左太ももの違和感で200メートル予選欠場 五輪代表の可能性残す
[ 2021年6月26日 14:38 ] 陸上
-
田中希実が「3冠」の望み捨てず 2種目目800Mで決勝へ、最終日は5000Mも
[ 2021年6月26日 14:00 ] 陸上
-
バックスがホークスに34点差で快勝 ホームでの連敗は回避 G・アデトクンボが25得点
[ 2021年6月26日 11:58 ] バスケット
-
3大会連続五輪代表の山県亮太「今回が一番しんどかった」 レースから一夜明け
[ 2021年6月26日 11:15 ] 陸上
-
桐生祥秀 アキレス腱痛で200メートル欠場 100は5位で五輪出場権逃す
[ 2021年6月26日 10:19 ] 陸上
















