プロキャディー杉澤伸章氏 “チャンピオンの自覚”見えたデシャンボー素晴らしいファンサービス

[ 2021年6月19日 02:30 ]

米男子ゴルフツアー 全米オープン第1日 ( 2021年6月17日    カリフォルニア州 トーリーパインズGC=7652ヤード、パー71 )

出遅れるもファンサービスは欠かさなかったデシャンボー(AP)
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 【プロキャディー杉澤伸章熱血リポート】いきなりトーリーパインズの洗礼です。サンディエゴは「霧の街」と言われます。だから濃霧で進行が遅れることは想定内ですが、夜の8時までプレーするなんて日本では考えられないですよね。

 全米オープンは我慢大会というイメージがあります。コースの難しさだけでなく、悪天候による中断など不測の事態にも気持ちを切らさず対応する能力が求められるんです。

 我慢といえば印象に残ったのがデシャンボー選手です。2オーバーでやや出遅れましたが、ずっと流れが悪かった。フェアウエーに行ったボールがディボット跡に止まったり、バンカーに入れたら変なライだったり。ことごとく運に見放されていました。それでも怒りを爆発させず耐えていました。

 13番では3連続ボギーを叩いたにもかかわらず観客席にボールを投げ入れました。どんな状況でもファンサービスを忘れない姿勢は素晴らしい。かつては自分本位と言われることもありましたが、昨年全米オープンに勝ってメジャーチャンピオンの自覚が生まれたのではないかと思います。(ゴルフネットワーク・ラウンドリポーター)

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