大坂なおみ ウィンブルドン欠場で“五輪ぶっつけ本番”

[ 2021年6月19日 05:30 ]

大坂なおみ
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 女子テニスで「うつ」に苦しんできたと告白した大坂なおみ(23=日清食品)が代表権を持つ東京五輪に出場する方針を固めた。17日に代理人がメール取材に回答。ウィンブルドン選手権(28日開幕、英国)を欠場するとした上で「なおみは友人や家族とプライベートな時間を過ごしている。五輪に向けて準備し、母国のファンの前でプレーすることを楽しみにしている」と明かした。関係者は東京五輪について「ぶっつけで挑む可能性が高い」としている。

 大坂は精神的負担を理由に全仏オープン1回戦の勝利後、記者会見を拒否。4大大会の規則により罰金を科され、2回戦を棄権した。その後は拠点の米国に戻り、ドイツでの大会の出場を取りやめている。五輪での取材対応に関し、日本協会は「日本チームは国際連盟の取材規則を順守する」と説明。ルールには試合後にミックスゾーンを通過する必要はあるが、インタビューを受ける義務はないと明記されている。

 五輪会場は4大大会のシングルスでともに2度優勝した全豪オープン、全米オープンと同じ得意のハードコート。心身を万全な状態に整えられるかがポイントになる。

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2021年6月19日のニュース