世界的SHレイドロー「体とメンタル良かったら」来季以降の現役続行を示唆 車両贈呈式に出席

[ 2021年5月21日 20:38 ]

CX-8の前で車両贈呈式に臨むグレイグ・レイドロー(左)
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 ラグビートップリーグ(TL)NTTコムのSHグレイグ・レイドロー(35)が21日、日本滞在期間中の車両提供を受けている株式会社千葉マツダの市川店で行われた車両贈呈式に出席した。元スコットランド代表主将の名SHは「マツダCX―8」の提供を受けており、すでに日本でのカーライフを楽しんでいる様子。母国伝統のタータンチェックのジャケットを着て登場し「元気な子供がいるので、7シーター(のCX―8)に満足している」などと笑顔で話した。

 来日1年目のシーズンは、チームは16強止まり。新リーグ開幕を控える来季に向けて「ビジョンの明確化が必要。見直したい」と引き締まった表情で語った。自身の契約は2シーズンで、来季が最終年。「日本でキャリアを終えることは決めている」というレイドローは「もう1シーズン過ごして体もメンタルも状態が良かったら、その先もプレーする可能性はある」と来季以降も現役を続行する可能性を示唆した。

 23日にはTLプレーオフトーナメント決勝を控える。「もの凄くエキサイトな試合になるだろう。両チームともに素晴らしい」と話したレイドローだが、勝敗については「サントリーに軍配が上がると思う」と予想。一方、代表時代に対戦のあるパナソニックのWTB福岡堅樹に向けては、「素晴らしいスピードと決定力がある選手だった。引退は彼の決断だろうが、今後の人生も応援している」とエールを送った。

 今後はスコットランドに一時帰国し、オフを楽しむ予定。6月26日には自身も17年に選出された全英&アイルランド代表ライオンズが、エディンバラで日本代表を迎え撃つ。レイドローは大金星を目指す日本代表に向けても「重要なのは自分たちのスタイルを出すこと。ライオンズは最初の1、2試合はうまく行かないことがあるので、チャンスはある」とエールを送った。

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2021年5月21日のニュース