松山の大学同期・梅山63好発進 マスターズ王者とまだまだライバル「負けたくない」

[ 2021年5月21日 05:30 ]

男子ゴルフツアー ゴルフパートナー・プロアマ第1日 ( 2021年5月20日    茨城県 取手国際GC 東C=6804ヤード、西C=6531ヤード、共にパー70 )

西コース14番、グリーン上でラインを読む梅山(撮影・西尾 大助)
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 4日間アマチュアと一緒に回るツアー初の大会が幕を開け、松山英樹と東北福祉大で同期でツアー未勝利の梅山知宏(29=アイシグリーンシステム)が7バーディー、ボギーなしの63で、3打差の5位の好スタートを切った。首位は今季ツアーベストの10アンダー、60の大槻智春(31=真清創設)とショーン・ノリス(39=南アフリカ)が並んでいる。

 西コースはツアーでは今季初の高麗グリーン。芝目が強く、グリーンも小さい難条件の中、梅山がスコアを伸ばしていった。前半で3バーディーを奪い、17番では16メートルの長いパットを沈めて7アンダーとし「警戒していたパットがうまく打てました。7バーディーはほとんどパットのおかげ」と喜んだ。

 プロ2人、アマ2人が同組で回る異例の形式も「みんな上手な方で本当に回りやすかった。(バーディーを重ねて)アマチュアの方が本当に喜んでくれました」と味方につけた。

 栃木・作新学院から東北福祉大に進学し、松山とは同期。アマ時代は何度も松山と上位を争ったが、14年プロ入り後は未勝利で、大きく水をあけられた。

 19年賞金ランクは109位で予選会も失敗。主催者推薦での出場に頼るしかなく「(松山の)優勝は凄いけど、同期として負けたくない。ベストを尽くして、このチャンスを生かしたい」。ライバル心は失っていない。

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2021年5月21日のニュース