IOCコーツ調整委員長「最終目標が手の届くところにある」合同会議終えて東京五輪へ自信満々

[ 2021年5月21日 19:54 ]

<IOC・東京2020合同記者会見>合同記者会見で発言する東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長(右下)。左下は同組織委の武藤敏郎事務総長、後方モニター上はIOCのジョン・コーツ副会長(代表撮影)
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 東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会と大会組織委員会などによる合同会議は3日間の日程を終え、21日にIOC副会長のジョン・コーツ調整委員長、組織委の橋本聖子会長らが会見を行った。

 合同会議は今回が11回目で、東京五輪前では最後となった。新型コロナウイルスの収束は見通せず、夢舞台への逆風は日を追うごとに強まっているが、IOCは開催への自信を崩さない。コーツ調整委員長は「いよいよ大会の運用の段階にさしかかっている。最終目標が手の届くところにある。全力で安全安心な大会を実現したい」と話した。

 米ワシントンポストで“ぼったくり男爵”と揶揄されたIOCのバッハ会長は19日、IOCが医療スタッフを提供することを明言。コーツ調整委員長もこの日、会見の冒頭で「医療従事者を海外から派遣して、安全で安心な大会に向かう」と説明した。

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