バレー男子日本代表・西田が右足首捻挫 五輪まで76日…中垣内監督「スタッフ総動員で治療を」

[ 2021年5月8日 16:50 ]

バレーボール男子日本代表紅白戦 ( 2021年5月8日    群馬・高崎アリーナ )

スタッフに抱えられてコートを去るバレーボール男子日本代表の西田     
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 バレーボール男子日本代表の中垣内祐一監督(53)は紅白戦終了後、報道陣の取材に応じ、負傷交代した西田有志(21=ジェイテクト)について「右足首の捻挫。病院で精密検査している。詳細は分からない」と説明した。

 西田は、この日の紅白戦に紅組として出場していたが、第1セット序盤の12―9とリードする場面でアクシデントが発生した。ラリー中に、ともにブロックでジャンプした山内晶大(27=パナソニック)と接触し、転倒。ネット付近でうずくまって、右足首を押さえながら苦悶(くもん)の表情を浮かべた。

 すぐさま、スタッフがかけつてケアを行ったが、試合に戻ることはできず。そのまま関係者に抱えられてコートを去り、途中交代となった。西田は18年の世界選手権でも捻挫している。本人は「その時より痛みは強い」と話しているという。

 東京五輪まで残り76日に迫った中でのエースの負傷。今後、日本代表は28日からネーションズリーグ(イタリア)に参戦予定となっている。中垣内監督は「われわれにとって大事な選手。もし、骨に問題がなければ当然ながら連れて行く。スタッフ総動員で治療にあたりたい」と語った。

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