フェアリージャパン杉本早裕吏主将、ワクチンは「国民の方々を優先して」

[ 2021年5月8日 16:10 ]

<新体操テストイベント>テストベントで演技を披露するフェアリージャパンPOLA(撮影・白鳥 佳樹)
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 東京五輪の新体操のテスト大会が8日、本番会場となる有明体操場で行われ、団体日本代表「フェアリージャパン」などが演技を行った。

 国際オリンピック委員会(IOC)が6日、米製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルスのワクチンを各国の選手団に提供すると発表。日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が、日本選手団のワクチン接種に前向きな姿勢を見せている。

 5月末にワクチンが届く見込みで、多くの国民がワクチンを接種できていない中で選手優先とも取れる措置には、批判の声もある。「フェアリージャパン」の杉本早裕吏主将(トヨタ自動車)は「国民の方々を優先してワクチンをやっていただきたい」とコメント。「私たちはどうすることもできない」とし、ワクチンを接種することになった場合は「感謝の気持ちを忘れずに五輪に向かっていきたい」と話していた。

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