福岡が80メートル独走トライ パナソニックがキヤノン下し4強入り ラグビートップリーグ

[ 2021年5月8日 16:59 ]

ラグビートップリーグ・プレーオフトーナメント準々決勝   パナソニック32―17キヤノン ( 2021年5月8日    埼玉・熊谷ラグビー場 )

<パナソニック・キヤノン>後半17分、トライを決めるパナソニック・福岡(撮影・吉田 剛)
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 15年シーズン以来の王座奪回を目指すパナソニックが、キヤノンを32―17で下して4強入りを決めた。15日の準決勝(大阪・花園ラグビー場)では、トヨタ自動車と対戦する。

 歴代最多タイの5度目の優勝を狙うパナソニックは、前半開始直後にCTBパークスのパントキックをCTBライリーが直接キャッチし、そのままインゴールまで走り切って先制トライ。同14分にはSH内田がチーム2トライ目を奪うと、さらにPGで加点して前半を20―3で折り返した。

 後半は先にトライを奪われ、10―20に詰め寄られた17分、順大医学部に進学し、今季限りで現役を退くWTB福岡が自陣22メートルラインでボールを持つと、15、19年W杯を共に闘ったキヤノンのSO田村、No・8マフィを次々に交わし、約80メートルを1人で走り切る独走トライ。3月6日の対戦では47―0で圧倒した相手の抵抗を受けながらも、最後は地力の差を見せて準決勝進出を果たした。

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