高橋侑希 五輪出場枠を獲得 樋口黎とプレーオフへ「勝つしかないでしょ」

[ 2021年5月8日 05:30 ]

レスリングの東京五輪世界最終予選で1位になり、メダルを掲げる男子フリー86キロ級の高谷惣亮(左)と57キロ級の高橋侑希(日本レスリング協会提供)
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 レスリングの東京五輪世界最終予選第2日は7日、ブルガリア・ソフィアで行われ、大会初日に五輪出場枠を獲得した男子フリースタイル57キロ級の高橋侑希(27=山梨学院大職)は、決勝の相手の途中棄権で優勝。国内のプレーオフで樋口黎(25=ミキハウス)と五輪切符を争う。

 57キロ級で17年世界王者の高橋侑は3試合全て無失点で出場枠を手にした。国内代表争いに敗れ一度は自力での五輪出場を逃したが、アジア予選でリオ五輪銀メダルの樋口が計量失格して巡ってきた好機をものにし「ホッとしました」。初の五輪代表は樋口とのプレーオフで争う。逆転五輪まであと1勝とし「僕が持ってきた切符。勝つしかないでしょ」と闘志を燃やした。

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