東京五輪日本代表主将のデンソー・山田 貫禄の2安打1打点で勝利に貢献

[ 2021年5月8日 14:58 ]

第54回日本女子ソフトボールリーグ1部第5節・高崎大会第2日   デンソー3―1伊予銀行 ( 2021年5月8日    群馬県高崎市・高崎市ソフトボール場 )

 ソフトボール東京五輪日本代表の主将で、デンソーの山田恵里外野手(37)が伊予銀行戦で2安打1打点の活躍を見せ、チームを勝利に導いた。2―1で迎えた4回2死二、三塁、「インコースに投げてくるライズ系のボールを狙っていた」と積極的に初球を打って右前タイムリー。ダメ押しの1点を叩き出し、山田は「打ったのはボール球だったけど、チームにとってもいい点だったので大きかった」は笑顔を見せた。

 初回の第1打席でもつまりながらも中前に運び、「バットコントロールは悪くない。狙っていないボールを打ってヒットになった。それが収穫だった」と納得の表情。デンソーの田上美和監督も「いつもいい仕事をしてくれる。落ち着いているし、(東京五輪へ)何も心配していない」と称えた。

 9日の前半戦最終戦では、強豪・ビックカメラ高崎と対戦する。山田は「(東京五輪の前に)海外のチームと試合ができるわけではないので大事。五輪まで最後の試合で一番強いチームと戦える。ワクワクする試合になる」と意気込んだ。

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2021年5月8日のニュース