女子ダブルスカルは大石・冨田組が2大会連続切符! 残り約500メートルで差し切る

[ 2021年5月8日 05:30 ]

ボート東京五輪パラリンピックアジア・オセアニア予選最終日 ( 2021年5月7日    東京・海の森水上競技場 )

日の丸を手に笑顔の(左から)西村、古田、荒川、米川、大石、冨田(撮影・西海健太郎)
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 女子ダブルスカルの大石綾美(30=アイリスオーヤマ)、冨田千愛(27=関西電力)組は2大会連続切符を獲得した。序盤はベトナムチームが飛び出したが、残り約500メートルで差し切った。出場の最低条件となる優勝を果たし、日本協会の選考委員会の結果、内定が決まった。リオ五輪は12位で「東京五輪では(上位で争う)Aファイナルを目標にしたい」と冨田。大石も「前回に比べてコンビネーションは成長している」と前向きに語った。

 ◆大石 綾美(おおいし・あやみ)1991年(平3)4月9日生まれ、愛知県出身の30歳。愛知・猿投農林高、早大、中部電力を経てアイリスオーヤマ。女子軽量級ダブルスカルで冨田とペアを組み、15年ユニバーシアード金メダル、五輪初出場の16年リオ大会は12位。1メートル69、60キロ。

 ◆冨田 千愛(とみた・ちあき)1993年(平5)10月18日生まれ、鳥取県出身の27歳。鳥取・米子東高、明大、明大大学院出、関西電力。大石とペアを組んだ女子軽量級ダブルスカルで15年ユニバーシアード金、五輪初出場の16年リオ大会12位。19年世界選手権軽量級シングルスカルで日本女子初銀メダル。1メートル67、58キロ。

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2021年5月8日のニュース