男子シングルスカル 荒川が完勝で初五輪!「日本人でも戦えるというメッセージを発信できたら」

[ 2021年5月8日 05:30 ]

ボート東京五輪パラリンピックアジア・オセアニア予選最終日 ( 2021年5月7日    東京・海の森水上競技場 )

日の丸を手に笑顔の(左から)西村、古田、荒川、米川、大石、冨田(撮影・西海健太郎)
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 男子シングルスカルの荒川龍太(26=NTT東日本)は2位と7秒以上の差をつけての完勝。日本協会の選考委員会により自身初の出場権を得た。

 一橋大時代から競技を始め、夢舞台にこぎ着けた26歳。18年アジア大会では銅メダルを獲得するなど進化を遂げている。「東京五輪では決勝に残ることが目標。日本人でも戦えるというメッセージを発信できたら」と決意を新たにした。

 ◆荒川 龍太(あらかわ・りゅうた)1994年(平6)8月3日生まれ、神奈川県出身の26歳。神奈川・聖光学院高、一橋大出、NTT東日本。18年ジャカルタ・アジア大会シングルスカルは銅メダル。昨年の全日本選手権はエイトで大会史上初の5連覇に貢献。1メートル85、86キロ。

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2021年5月8日のニュース