上田桃子、ダンクイーグル 14番第2打直接ズドン!!「65」2位ジャンプUP

[ 2021年5月8日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ワールド・サロンパス・カップ第2日 ( 2021年5月7日    茨城県 茨城GC東C=6630ヤード、パー72 )

5番、ティーショットを放つ上田(撮影・西尾 大助)
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 15位から出た上田桃子(34=ZOZO)が1イーグル、7バーディー、2ボギーで大会コースレコードに並ぶ65をマークし通算8アンダーで2位に浮上した。首位とは1打差で2週連続優勝、メジャー初制覇に前進した。

 もしギャラリーがいたら大歓声が起こっていたに違いない。14番パー4、残り135ヤードから9Iで打った2打目がノーバウンドで直接カップに収まった。

 会心の“ダンクイーグル”に上田は「思った通りの球だった。打った感触も良かったし、入った感触も気持ち良かった。スカッとした」と声を弾ませた。

 ツアー16勝目を挙げた前週パナソニック・オープン。第2日の13番パー3で原英が1打目を直接カップに入れる“ダンクエース”を決めた際、前の組だった上田はカップに入る際の「ガシャーン」という音を聞いていた。

 それを再現するような一打を放ち「英莉花ちゃんの映像を見て、気持ち良さそうだなと思っていた。“これがダンクってヤツか”という感じ」と笑った。

 大会前「午後スタートは我慢して、午前スタートで伸ばす」というプランを立てた。午後に回った初日は71にとどまったが、焦りはなかった。この日は風速1・8メートルで、グリーンも止まりやすい好条件。「攻めていけるホールが多かった」。1番パー5で2打目をグリーン手前に運び60度のウエッジで10センチに寄せてスコアを伸ばすなど積極的なプレーでバーディーを量産した。

 2週連続優勝、メジャー初制覇が視界に入った。「気持ちは冷静に、ゴルフはアグレッシブにいければ」と決勝ラウンドを見据えた。

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2021年5月8日のニュース