“茂野家兄弟対決”は弟・海人のトヨタ自動車に軍配 兄・洸気のNTTドコモと対戦

[ 2021年5月8日 16:34 ]

ラグビートップリーグ・プレーオフトーナメント準々決勝   トヨタ自動車33―29NTTドコモ ( 2021年5月8日    えがおS )

トップリーグプレーオフ<トヨタ自動車・NTTドコモ>後半、勝利を確信し喜ぶトヨタ自動車の選手たち(撮影・岡田 丈靖)
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 兄弟対決は弟に軍配が上がった。19年W杯日本代表SH茂野海人(30)が所属するトヨタ自動車と洸気(32)が所属するNTTドコモ。一進一退の好ゲームは、終盤のゴール前でのディフェンスに耐えたトヨタ自動車が制し、4強へと駒を進めた。

 「兄弟の威厳をかけた戦い」と意気込んでいた洸気は後半12分にトライ。一方、海人は後半15分までゲームをコントロールし、「兄と対戦できるのはすばらしい時間、楽しい時間だと思って臨んだ。勝って、一言うれしい」と照れくさそうに振り返った。試合後、兄からは「勝ったんやから絶対優勝しろよ」と言葉をかけられたという。「倒してきたチームの思いも背負って、優勝するつもりでやりたい」と弟は誓った。

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