橋本聖子会長、五輪代表のワクチン優先接種を否定「全くそういう話になっていない」

[ 2021年4月9日 14:52 ]

東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長
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 東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会の橋本聖子会長は9日の定例会見で、東京五輪・パラリンピックに出場する日本選手を対象にした新型コロナウイルスワクチンの優先接種に関して「全くそういう話になっていない」と否定した。

 橋本会長は「以前からIOCのバッハ会長からは東京大会はワクチンを前提としない大会。安心安全な大会ができるようにワクチンがなくてもコロナ対策を、という話をいただいていた」とする一方で「バッハ会長はできる限り多くのNOCがワクチンを接種していた方が望ましいという発言もしている。IOC、IPCの考え方を注視する」とも語る。その上で、現時点での優先接種については否定した。

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2021年4月9日のニュース