瀬戸、萩野を0秒02差で交わしV「やっぱり公介の隣は楽しい」ライバルに刺激3種目代表決定

[ 2021年4月9日 05:30 ]

競泳日本選手権兼東京五輪代表選考会第6日 ( 2021年4月8日    東京アクアティクスセンター )

ゴールし健闘をたたえ合う2位の萩野(左)と優勝を果たした瀬戸(撮影・会津 智海)
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 すでに五輪内定していた瀬戸が1分57秒41で男子200メートル個人メドレーを制した。バタフライと背泳ぎの前半は3番手。後半追い上げて、ラスト50メートルの自由形は萩野との一騎打ち。0秒02差で先にフィニッシュした。400メートルと合わせ2種目制覇。今大会は200メートルバタフライでもしっかり代表権を獲得。当初の目標通り3種目で代表に決まり「世界王者として代表権をもらっている。練習ができていないとしても負けられなかった」と誇らしげに話した。

 隣のレーンで泳いだ萩野も個人種目で五輪出場を決め、大舞台で再戦する。「やっぱり公介の隣は楽しいし、一番心強い仲間と勝負ができる」。残り3カ月余りに迫った祭典に向け「自分のやるべきことをやって金メダルを目指す。公介も目指してくると思うが、譲らない」と力強く言い切った。

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2021年4月9日のニュース